プラごみの講演会に行ってきました!

1月23日に、横須賀西部水産振興事業団主催の講演会、

海と魚の講演会「なくそうプラスチックごみ」〜相模湾沿岸の現状と海や魚への悪影響を考える〜

に参加してきました。会場は西コミュニティセンター。久しぶりの長坂です❣️この日は残念ながら雨でしたが、横須賀の西海岸の夕陽は本当に美しく✨一度見ていただきたいです!

講演会には、みうらんのみつろうエコラップワークショップに参加されていた県議会議員の野田はるみさん(秋谷を拠点とされています)や地元の町内会長さん、漁師さんなどが参加されていました。

講演の内容

講演をしてくださったのは、かながわ海岸美化財団の柱本さん。お話が非常にテンポよく面白く、あっという間の1時間でした。普段は現場でごみと格闘されているとのことで、非常にリアルな現状をお伺いすることができました。学校などへの講演も承っているそうです。

かながわ海岸美化財団は平成3年4月1日に設立された団体で、

  • 横須賀市走水海岸〜湯河原町湯河原海岸までの自然海岸約150kmの一体的な清掃
  • ごみの持ち帰り運動やビーチクリーンアップの開催等による美化啓発
  • 海岸清掃ボランティアへの支援

等を行う日本で唯一の海岸美化を目的として設立された公益財団法人です。

海岸のごみ=海水浴客のごみ、という印象かもしれませんが、実は海水浴客のごみは3割。残り7割は、神奈川に流れる大きな川が、街の中から川に流れ込んだごみを海まで運んだごみだそうです。その量、なんと年間2000トン‼️「海岸のごみは陸域全体の問題なんです」、と柱本さん。

設立当初はタバコのごみ問題が多かったそうですが、いま、海岸に打ち上げられるごみの多くはプラスチック。特にペットボトルが多いそうです。海のごみになってしまうと以下のような問題点が発生するそうです。

  • お金がかかる(分別されていないので人の手で分別しなければならない)
  • リサイクルが難しい(砂や塩分がついてしまっているため)
  • 回収が難しい(崖下など)
  • 細かくなってしまう(回収不可能)

陸域なら簡単に回収できたはずのごみも、いったん海へ流れ出てしまうと、回収にとても労力がかかってしまうんですね。

さらに、プラスチックの「安定している」という生活の中での便利な部分が、海だと「自然の中に還らない」という問題になってしまいます。

「これは事務所の目の前の海岸の砂を適当に持ってきたモノです」と柱本さんがひと袋の砂を手に取られました。見た目には普通の砂なのですが水槽の中に入れると…たくさんのプラスチック片が浮き上がってきました。

水面に浮き上がっているもの、すべてプラスチック!

これらがもっともっと細かくなってマイクロプラスチックになるそう。

マイクロプラスチックは海の中の有害物質を吸着し、海の生き物の食物連鎖の中で濃縮され、海の生き物を食べる人間への健康被害が懸念されています。ちなみに、マイクロプラスチックは体内に入ってもプラスチック自体が体内へ吸収(消化)されることはありません。付着した環境ホルモンや添加剤の体への影響も研究段階です。

身体への影響は限定的かもしれないし有害かもしれない。でも目の前にこうしてプラスチックだらけの砂を見て、こういうものを知らずに口にしているかもしれない、というのはあまり気持ちの良いモノではありませんでした😅

ちなみに、1枚のレジ袋から数千個のマイクロプラスチック、

フリース1枚洗濯すると2000本の合成繊維(つまりプラスチック)が放出されるそうです。

さて、海岸のごみの原因となる陸域のごみ。陸域のごみは何が原因となるかというと、側溝のタバコ、ポイ捨てのペットボトル、野外に放置されているモノが発生源になることが多いそうです。ごみ(ごみになりうるモノ)を野外に放置しないということが重要なんですね。

「海のごみは、一旦綺麗にしても雨が降れば元どおり。あっという間にごみだらけになってしまうんです」と柱本さん。2019年の台風19号の時は700トンのごみが海岸に打ち寄せられたそうです。年間総量(2000トン)の3分の1のごみが一夜にして海岸に集まってしまったんですね。

土に還らないプラスチックは使うときは便利でも、便利なのはその一瞬だけで、その一瞬のために、知らない所で人力やお金をたくさんかけて片付けてくださる方がいる。そうしないと海岸の美しさが保てないということ。便利さの裏には、それを支える莫大な労力・エネルギーが要ること。本当の便利さ、本当の効率の良さとは何か…考えた1時間でした。

私ができそうなこと。

講演を拝聴し、自分が今日から取り組めることを考えました。

  • 町内会のごみ拾いに参加する
  • 使い捨ての製品を利用しない
  • モノを買わない
  • ごみはすぐにごみ袋やごみ箱にいれ、放置しない

ポイ捨てを意識的にしないことはもちろんですが、一歩進んで野外のごみを積極的に減らすことが海へのごみ流出、マイクロプラスチックの発生を抑えることに直結すると感じました。私の町内では月1回、町内清掃の日があるので、それに参加してみようと思います!また、使い捨ての製品の環境への負荷の高さを知り、極力使い捨ての製品は使わずに過ごしたいなぁと感じます。マイボトルを普段から使うようにしているのですが、より意識して持ち歩くようになりました。

また、モノを買うとパッケージごみが出てしまいますし、さらなる生産につながってしまう。今あるモノを見直し、極力モノを買わないことも大事なのではと思います。お金も節約できるし、家をモノで溢れさせないためにも♪

きれいな海、安心して健康的に暮らせる環境を次の世代へ残したいなぁと思います^ ^

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