時短も美味しさも叶う!重ね煮にハマっています。
2020年になってから、料理に急に目覚めている私です。
きっかけは、誕生日プレゼントにバーミキュラをもらったこと。
それから、周りのママたちがこぞって「いい!」と勧めてくれた重ね煮を始めたことでした。
私は料理は苦手で、きちんと料理を始めたのは長女が産まれてから。大雑把でテキトーな性格が災いし(?)、主菜+ごはん、みたいな日ばかりで、汁物や副菜まで手が回らなかったのですが、「重ね煮」に出会って、
- 副菜がぱぱっと作れるようになり、
- 作り置きすることで時間がない時でもさっとご飯に副菜を添えられたり、
- お弁当の中身に悩むことがなくなりました。
世の中の、家庭料理を作る人にぜひ知って欲しい!と感じましたので、こちらでシェアしますね^ ^
私が参考にしているのはこちらの本です!写真付きオールカラーで、重ね煮初心者にもわかりやすい♡ 離乳食への応用の仕方も掲載されているので、離乳食作りをラクにしたい親御様にもオススメです。
はじめてママとパパでもかんたん 〈0~5歳〉子どもと食べたい強いからだを作る! 重ねて煮るだけおいしいおかず 著: 田島 恵
重ね煮のいいところ
重ね煮のいいところは色々あるのですが、とにかくラクで美味しいところが私がハマっているポイントです。なぜこんなにラクに料理ができるのか、私なりのラクポイントをお伝えします!
- 調理時間が短い&ほっておける
- 皮むかなくていい。食材を無駄にしない。
- 特別なモノが不要。蓋つき鍋ひとつでできる!
- 味つけがシンプルでラク
調理時間が短い&ほっておける
例えば、茹でブロッコリー🥦息子がおやつにしてしまうくらいブロッコリー大好きなので我が家では定番の副菜です。お弁当にも大活躍ですよね!
ブロッコリーを茹でる時って、皆様どうしていますか?普通は小鍋に水をなみなみと入れて、塩を小さじ1杯とか投入して、その水を沸騰させて、そこでブロッコリーを3〜4分とか茹でるかと思います。
重ね煮のレシピのひとつ「ブロッコリーの蒸し煮」の材料は、ブロッコリー50gに対して水はなんと大さじ3、塩ひとつまみ!うちでは少しアレンジして、ブロッコリー1株に対して水150ml、塩3つまみくらいで料理してます。
水が少ないからすぐに沸騰するし、蓋があるから蒸気が逃げないでブロッコリーに行き渡ってあっという間に蒸し上がるのです。2分もあれば、歯ごたえが美味しい蒸しブロッコリーの完成✨素晴らしい時短っぷりです!
また、重ね煮に出会って初めて作った家庭料理の代名詞「肉じゃが」。普通の作り方を知らないのですが、材料を切って重ねて鍋に入れて火にかけてほっておくだけで15分くらいで完成します。調味料は、みりん・しょうゆのみ。
今までの主菜は、ぱぱっと作れる炒め物が多かったのですが、そうするとコンロの前から離れられないのが地味に辛い。少しでも料理から目が離せると、その間に洗い物をしたり他の料理に手をかけられたり、こどもの要求に対応(←とても重要!^ ^) できるのでかなり効率良し!と実感しています^ ^
夕方、「夕飯の下準備も何もしていなーい!」という状態から取り掛かっても30分かからずご飯が出せるのはありがたいです。
皮むかなくていい。食材を無駄にしない。
重ね煮のレシピは、基本、野菜は皮付き。よく使う野菜のひとつ、人参の皮を剥かずに済むようになり、こちらも地味に助かります。
皮むきって意外と手間ですよね。しかも皮の近くに栄養素が豊富な野菜も多いそうなので、皮付きのまま料理できるのは栄養価の面でもメリットが多いように思います。
皮付き野菜、最初は子どもたちに不評でしたが、出し続けていたら段々と気にならなくなってきたようです。
例えば、この「かぶの煮浸し」は、かぶは皮付き、かぶの葉まで使い切るレシピが本に載っているのです。
かぶのレシピって、レシピサイトなどで検索すると、かぶの「実」だけ使うレシピがほとんど。青々とした新鮮なかぶの葉。でもどうやって食べたらいいかわからない〜と、今まではもったいないけど、ごみにしてしまっていました。
重ね煮レシピを選べば、野菜をまるごと美味しく頂けるチョイスを自動的に取れるので、とてもありがたいです!
特別なモノが不要。蓋つき鍋ひとつでできる!
これは本当に素晴らしいことだと思います。蓋つき鍋って、家庭には1個くらい必ずある、とても一般的な調理器具ですよね。(ほとんど料理をしなかった夫も一人暮らしのとき持っていたくらいだから…笑)。
特別な調理器具は便利で、いつでも美味しく作ってくれる魔法使いのような相棒だけれど、特別な調理器具がなくても美味しくできるということは、誰でも魔法使いになれる知恵を授かっているようなものだと感じます。「誰でも・簡単に・お金をかけずに」作れるということは、家庭料理のあり方としてとても大事なことのように感じます。
「材料を切って重ねる→火にかける」だけだから、普段から多少なりとも料理されている方なら、そこから新たな何かを習得する必要は全くありません。
蓋つき鍋と熱源さえあれば、今日からすぐに始められる重ね煮!この「思い立ったら誰でもすぐ始められる」普遍性が魅力的だなと思います。
味つけがシンプルでラク
味付けもとてもシンプル。塩ひとつまみとか、みりんと醤油を大さじ1杯ずつ、とか。「これは酒が大さじ1、ポン酢は小さじ1、砂糖は大さじ2と1/2…」とかだと覚えていられないわたしには本当にありがたいです😭
よく出てくる調味料は「みりん」「醤油」が1対1になっているもの。ここまでシンプルだと私も覚えやすい!ここすら時短にしたくて、醤油とみりんを1対1であらかじめ混ぜてある調味料を自作しておこうかと計画中です☆
ちなみに、和食の味付けの定番、「砂糖」はびっくりするほどレシピに出てきません。砂糖を使わずに美味しい料理を作りたい方にもいいかも知れませんね。
ワインとか生クリームとかハーブとか、特別な調味料を使う料理は特別感があってウキウキしますよね✨でも、ウチでこういう調味料を準備するには、買う手間も、気合もお金も必要なので、そういうモノが一切必要なく美味しくできるというのは、毎日の食事にはありがたい限りです。
ちなみに、おいしい日本の家庭料理といったレシピばかりなのに、だしが不要ですごく旨味が出る。レシピに「だし汁」とあると、「だし取るのめんどくさい…」と思ってしまう私にはぴったりだと思いました。
先人の知恵、重ね煮を日々研究してくださっている方々に感謝です。
重ね煮のいいところ、まとめ!
- 調理時間が短い&ほっておける
- 皮むかなくていい。食材を無駄にしない。
- 特別なモノが不要。蓋つき鍋ひとつでできる!
- 味つけがシンプルでラク
知れば知るほど、合理的な料理方法だなぁと実感しています。合理的で無駄がないということは、余分なエネルギーを必要としない、あるものを十二分に活用する、とてもエコな選択肢だと感じます。
私は料理中、携帯をこどもに取られる(笑)ことも多く、書籍の方が便利で活用しておりますが、レシピサイトにもいろいろ作り方が掲載されていました。まずは「重ね煮 レシピ」と検索して、時短で美味しい重ね煮、はじめてみませんか?^ ^