生ごみの臭いにもう悩まない!マンションでできるお手軽コンポスト
初めてでも大丈夫!至れり尽くせりのコンポスト生活。
新居に引っ越してから、やりたかったことのひとつ。コンポストに挑戦しています。
コンポストの元来の意味は「堆肥」とのことですが、この記事では「生ごみを土に埋めて堆肥化」することや、その容器をコンポストと呼んでいます。
私はDIYや、何かをメンテナンスしたり手入れをしたり、何かを世話をするのがものすごーく苦手(ハーブも枯らしたことある…)。
そんなんなので、コンポストもうまくいかないだろうし、家庭菜園もしないのに、できた堆肥をどうしようかとぐるぐる考えてしまい、やりたかったけどなかなか手が出せませんでした。
そんな私でも「これなら大丈夫そう!」と思わせてくれたのが、このバッグ型コンポスト!LFCコンポストと言います。
ホームページはとてもわかりやすく、コンポストを使用したいと考える人のハードルをとことん下げてくれます。
左上のグレーのバッグがコンポストの容器です。大きさは大きめのマザーズバッグくらい。袋にチャックが付いていて、虫の混入を防いでくれるという点が導入へのハードルを大きく下げてくれました!
バッグ型なので移動も楽で、スタイリッシュ。左下は生ごみの堆肥化に適した配合の土で、右下の茶色の耐水性紙袋の中に入れて、グレーのバッグに入れて使います。黒いのは炭かと思います。消臭効果の高い炭が多いなら、臭いも気にならなそう。使い方のチラシや冊子も同封されていて、このセットひとつですぐに始められます。
さらに、開始後しばらく経った後ににメールでのフォローがあり、とてもきめ細かい印象です。至れり尽くせりのコンポスト生活が送れます。
申し込むと定期的にコンポスト用の土が届く仕組みです。ユーザーの便利さもさることながら、ビジネスとしての継続性も考えられていますよね。素晴らしいです。
このコンポストはそこそこ大きさがあって、屋外で使用するモノなのですが、屋内で始められて、コンポストのバッグがそのままプランターとして使えるタイプのコンポストもありますよ。コンポストを始めたい、家庭菜園もやってみたい、という方にはぴったりかと^ ^
実際に生ごみ投入を始めてみました
引っ越しの片付けがひと段落したある日の夜、早速コンポスト生活を始めてみました。夜だったので、キッチンで…。
バッグの中に、袋と土をセッティング。
土をよく混ぜます。土埃が舞うので、屋外でやったほうが良さそうです。セッティングは5分ほどで簡単にできました✨
この日出た生ごみはパセリの茎やじゃがいもの皮。これをコンポストに入れていきます!最初の1週間くらいは変化が見られないそうなので、気長に待つことにします。
ちなみにこのコンポスト、通気をよくするために下に通気性のある台やカゴを置く必要があります(床にベタで置かない)。家にない方は準備したほうがいいかもしれません。我が家では、子どもの踏み台を利用しました。(ちょっと通気性が足りないかも〜💦)
また、土を混ぜたりするのにスコップが必要です。我が家は子どもの砂遊び用のスコップを拝借しました。
2週間、コンポスト生活を始めてみて。
我が家ではシンクに「ディスポーザー」があります。これは、生ごみを投入すると粉砕して流してくれる便利な設備。
ディスポーザー、普通に使っているので、「入れる生ごみ、ないかも…」と思っていましたが、意外と「ディスポーザーに入れづらい」生ごみもあることがわかりました。
- いちごやミニトマトのヘタ
- 玉ねぎやニンニクの皮
- エビの殻
- アボカドの皮
- バナナの皮
- 野菜のヘタや傷んだ部分
- 卵の殻
- きのこの根本
どれも、多分ディスポーザーに入れられるのですが、
- 乾いた玉ねぎの皮を、わざわざ濡れたディスポーザーに入れるのも申し訳ないなと思っちゃう(燃えるごみは濡れると焼却に余分にエネルギーが必要)
- 卵の殻とか、結構硬いけど大丈夫かな、と思っちゃう
- リビングで食べたバナナの皮をわざわざキッチンのディスポーザーに入れるのは面倒くさい(ごみ箱に直接入れたほうが早い)
精神的に、また物理的に入れづらい生ごみも結構あるんですよね。
ディスポーザーもフル活用しながら、無理なくコンポストに入れたいものを入れています。
今日で開始2週間くらい。今日までほぼ毎日、いろんな生ごみを入れてあまり変化がありませんでしたが、昨日くらいから「あれ、生ごみが減ってる?」と感じ始めました。土が何となくしっとりしてきて、土の香りや墨の匂いはするものの、嫌な生ごみ臭は感じられません。
変化が見えてくると楽しいですね。仕事や買い物以外で外に出ることもあまりないので、1日1回、外の空気に触れて、土と戯れるのがいい気分転換になります。
引き続き、コンポスト生活を続けていきたいと思います☆
ディスポーザーは、マンション中の生ごみを効率的に集めるシステムとも考えられます。これを堆肥化して、近隣の農家に安価に販売するシステムができたら、マンションは販売益が得られて、「エコなマンション」として売り出せるし、農家は肥料が近場で安価に手に入り、自治体は燃えるごみが減っていいんじゃないかなぁと妄想しているのですが…いかがでしょう!?
生ごみ臭からの開放。コンポスト生活のススメ。
生ごみをコンポストに入れてしまえば、ごみ箱が生ごみで臭うことに悩まされることが無くなります。これは、コンポスト導入の一番のメリットではないかと思います!ごみ出しの頻度も減りそう。
燃えるごみの日が待ち遠しいのは、「生ごみが臭うから」って方は多いのでは。特にこれからの季節、夏場は臭いが気になりますよね。
庭がある方は、庭の一角にコンポストを設置してもいいですよね!(私の実家もそうしていました〜) 自作なら設置費用もランニングコストも安価に済みそうです^ ^ ネットにコンポストの作り方がたくさん紹介されていますよ!
コンポストすることで生ごみが減るというメリットも魅力的ですが、要らないと思われているモノ(ごみ)が価値あるもの(肥料)に変わるところが面白いなぁと感じています。
私は家庭菜園をしないので、できあがった堆肥の使い途が悩むところです。これからゆっくり考えていこうと思います。笑。
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